「意外と熱海 for Biz」熱海市のワーケーション推進事業に賛同しました!

「意外と熱海」の「意外と」のワードが絶妙だなと(笑)
現在若者を中心に人気急上昇中の熱海!その原動力が「意外と熱海」プロジェクト。
このプロジェクトは熱海市が中心となって2013年から行われた3か年計画の観光プロモーション事業です。
※「for Biz」は2024年からの事業 詳しくは後半でお話しします!
「意外と熱海」についての前に少し余談を、、、

日本人で「熱海」を知らない人はいないくらい有名な観光地(のはず)だと思います!
しかし今となっては各地に観光地があり、実は熱海に訪れたことがない人も多いのでは?
筆者くらい(昭和50年前後生まれ)の勝手な熱海のイメージは、、、
・子どものころ両親、祖父母と良く訪れていた家族旅行先
・昔(昭和中頃)は新婚旅行先だった
・団体、社員旅行、慰安旅行で訪れる古い温泉地、温泉街
・会社の保養所がいっぱいある(今でも多いですね!)
など、どちらかと言うと「よくある古い温泉町」くらいのイメージかと、、、
だが、しかし!貸別荘事業を始めるにあたり30年以上ぶりに熱海視察に来たところ
若い年代のスーツケースをゴロゴロしているグループの多さにまず驚きました!
特に熱海駅周辺(駅ビル、商店街)、サンビーチ周辺(ビーチ、銀座商店街)は人であふれていました!
新しい雰囲気だけでなく、上記周辺から少し路地を入れば古き良き熱海も残っているなぁと。
今昔の熱海を同時に体験できる、ワクワク、ソワソワ!?する土地だなと感じました!
筆者はあまりテレビを見ないのですが、数年前から情報番組などで特集されていたようですね汗
若い人たちが多く(特に女性)、思っていた熱海のイメージはほとんどありませんでした!
熱海市役所の観光課へ訪問!

後日熱海市役所の観光課の方とお会いする機会があり、率直に上記のお話をしました。
すると担当者の方から「でしょう!」と。
熱海の観光推進をするためにまず筆者世代以上の熱海イメージを変えるのは先入観もあり困難。
昔の熱海を知らない若い世代に熱海に来てもらいSNSなどで発信活用(スイーツなどにも力を入れた)。
他にも若い世代をターゲットとした施策に徹した成果だとのこと。
もう納得しかないですね(笑)
ところで、インバウンド需要への政策は??

また弊社の貸別荘事業においてインバウンド需要も欠かせないこともあり外国人宿泊者の推移を元にお話ししてみました。箱根と比較してインバウンドを軽視しているのでは?と危惧していたので汗
実際にインバウンドが少ないのは事実です。箱根に比べ10分の1程度。
しかし軽視しているわけではなく、インバウンドの推進は政策として掲げていると。
だが現在の熱海観光推進に向けての優先順位の違いのためとのことでした。
まずは
2013年度に立てた「入湯人員275万人泊」の目標数値をクリアすべく国内需要復活!
特に若い世代にアプローチし熱海の発信!
結果論かもしれませんがコロナ渦でインバウンドが完全に止まっている中、コロナ渦以前から内需に注力していた熱海の観光(宿泊施設など)が最小限のダメージで済んだことにより、今の熱海があり、これからの熱海につながるのではと感じました!
ピーク時には年間500万人以上訪れていた熱海。
2011年にはピーク時の半分以下に。
熱海を活性化するためにまず参考にしたのが観光客のアンケ―トでした。
そこには「意外とよかった」という声が。
熱海にはたくさん魅力があるのに、それが知られていないという証でした。
来てもらえれば熱海の良さが伝わる!
どんなところが”意外“なのか?
どうすれば魅力を伝えられるのか?
地域一体となった挑戦だったとのこと。
ではどの様な観光推進事業を行っているのか?気になったからは是非続きを読まれてください!
「意外と熱海」
観光プロモーションのテーマについて

熱海市のさらなる観光推進のために、2013年年6月から3年間の観光プロモーション事業を推進していました。この事業は、シーズンコンセプトの設定などによる統一感や、計画的で効果的な媒体を活用し、「熱海に訪れたい」と思っていただけるようなプロモーションを目指していたとのこと。
観光プロモーションのテーマは「意外と熱海」
「意外」とは、熱海を訪問した人のアンケートで「意外とよかった」という意見があり、まだまだ発信しきれていない観光素材があることがわかり、若年層への更なる魅力の情報発信と、シニア層へは熱海を再発見してもらえるような「意外な熱海」の魅力を情報発信しています。
『意外と熱海』とはいい意味で期待を裏切ってくれる街を示す言葉ですね。
熱海には、意外と歴史、文化、おいしいお店、美しい風景があり、訪れる皆さんにとって、様々な過ごし方が熱海にはあります。
若い世代には新たな熱海を、熟年層には新婚旅行や団体旅行で体験したものとは違う熱海を再発見してもらいたいというコンセプトから『意外と熱海』をテーマとしています。
「意外といいね」ではなく「やっぱりいいよね。」、、、。
それが「意外と熱海」プロジェクトとのことです!
今までのブランディングを加速させる新たなブランディングそれが
「意外と熱海 for Biz」!

個人旅行向けブランドとして確立した『意外と熱海』
2016年度の宿泊者数は301 万人を達成し、2013年度に立てた「入湯人員275万人泊」の目標数値を大きく上回り、低迷していた宿泊客数はV字回復!
特に20〜34歳の女性の増加に伴い、観光・宿泊施設の休日稼働が増加してます!
新たなブランディング「意外と熱海 for Biz」とは?
この取り組みは、
熱海市とJTBが2023年10月に熱海市の交流人口及び関係人口の拡大を推進するべく包括連携協定を締結、その取り組みの一環として、ビジネス利用向けにリブランディングし、新事業『意外と熱海 for Biz』を提供開始!
なぜビジネス利用の拡大が必要だったのか?
休日稼働は増加したが平日及び閑散期の稼働率に乖離が生じ、観光施設側の課題となりました。稼働率の平準化を図るべく、ビジネス需要を中心に、インバウンド、教育旅行等の誘客領域拡大の一連の取り組みを『意外と熱海』のリブランディング事業として取り組んでいるとのこと。
ビジネス利用する上での熱海の意外な!?強みとは?
「熱海」×「働く」×「休暇」
海と山に囲まれた静岡県熱海市。日帰りや宿泊、目的に合わせて多様な過ごし方ができ、
「働く」と「休む」のワーケーションに最適な滞在場所!
※ワーケーションとは?
ワーケーション(Workcation)とは、仕事(Work)と休暇(Vacation)を組み合わせた造語で、普段の職場や自宅とは異なる場所で仕事をしつつ、自分の時間も過ごす働き方
昭和時代は日本を代表する文豪が熱海の旅館に逗留し、数々の名作を書き上げています。
余暇には温泉につかり、まちの喫茶店やレストランにも訪れていて、
過ごし方はまさに今のワーケーション!
熱海には昔から、「働く」と「休む」を楽しむ場所として、好まれていたのです。
熱海の強み①:首都圏からのアクセス、豊かな自然と食、温泉!
「観光」イメージの熱海から働き方の多様化によりビジネス活用する企業も増えてきている!
東京からのアクセスについて
✔新幹線(約40分)
まず早い!ただ「こだま」OK、「ひかり」は停まらないこともあり!
✔在来線(約1時間45分)
グリーン車もおすすめ!
✔特急「踊り子」(約1時間40分)
ゆったりと駅弁、熱海での過ごし方検討可!
✔特急「サフィール踊り子」(約1時間20分)
高価ですが非日常体験できる車内の快適さ!
豊かな自然と食そして温泉!
山と海に囲まれた自然豊かなエリアは一目瞭然!熱海のある伊豆半島以東の相模灘には日本の魚種の3〜4割(約1500種類)が生息していると言われています!熱海の海には地形的特徴も背景に豊かな生態系がありアジ、イワシ、サバ、カツオなど年間を通して多種多様な魚が獲れる!
温泉は言わずもがな!興味ある方はこちらで解説しております!
熱海の強み②:歴史的にも政治・ビジネス活用された街、社会課題の先進地として。
明治時代以降、政治やビジネスのシーンで大きな方針を決める機会に活用されており、激変する世界情勢の中、企業経営者が未来の勝ち筋を探すための会議を始めとした様々なビジネスシーンで活用できる観光地!
明治14年(1881)、伊藤博文、黒田清隆、大隈重信、井上馨らは、立憲政治や明治憲法について話し合う「熱海会談」を開いています。同年には、伊藤、黒田、大隈、井上に加えて、山県有朋、五代友厚が北海道開拓などに関して議論しており、熱海は新政府の要人の重要な会談場所でした。
また近年、地方創生の社会課題解決の先進地としても注目されています。
高齢化・空き家率・コロナ禍における観光産業等、日本の地方創生における課題の縮図となっており、この課題解決に取り組むロールモデルとなるリーダーや起業家が存在し、研修フィールドとして多くの学びを提供できる土地でもある!
弊社の貸別荘「The Villas ~atami log cottage~」を熱海市公式Website「意外と熱海 for Biz」に掲載いただきました!
ワンストップ窓口として、研修プログラムや会議・研修会場、ワーキングスペース、宿泊施設、体験コンテンツのご紹介・ご予約など、熱海でのビジネスをサポートしているサイトですので是非見てください!

まとめ

熱海市のワーケーション推進事業に賛同し、熱海市を盛り上げて行きたい気持ちが伝わったかと思います!
圧倒的な資源(アクセス、景観、温泉、水産など)をさらに磨き上げるべく官民一体となった取り組みの連続!
一度だけではなく、いつ行っても変化し続けている今後の熱海にワクワクしますね!
観光地としての復活!そしてワーケーションの推進により例えば下記スケジュールはいかがでしょうか?
木曜日:午後(夕方)から熱海へ移動し宿泊
金曜日:宿泊施設でリモートワークや研修、会議など
土曜日:熱海観光を満喫(離島の初島観光など!)
orゴルフ!(熱海はゴルフ場多いですよ)
日曜日:夕方まで観光・お土産購入し帰路へ
首都圏からのアクセスの良さが成せるスケジュール!
近すぎてもワーケーションする意味が薄くなり、、、
遠すぎたら往復の移動だけで多くの時間、体力を使ってしまう、、、
この立地を活かした熱海を拠点に御殿場、沼津、伊東、下田など東伊豆を堪能できます!
そして「ワーケーション」×「貸別荘」は意外と面白い組み合わせだと思います!
筆者の経験では
営業所会議などメンバーが一カ所に集合して会議
⇒夜は近くの繁華街で懇親会
⇒皆それぞれのホテルで宿泊
⇒翌朝改めて集合して会議、、、
これが普通だと思っていました。
一方貸別荘活用のホテルとは異なる点とは、、、
・貸別荘=移動せずに空間が会議室にもなり宴会場にもなり宿泊もできる
・いつもと異なる環境だからこそのチームビルディング
・いつもと異なる環境だからこそ、異なる意見、アイデアが見つかる!
・会議が終われば皆でお酒片手に手分けして夕飯作り、バルコニーでBBQスタート!
・8人や10人などグループで一つ屋根の下で過ごすことができる
・夜遅く心行くまでゆっくり話しができるし、何といっても多少騒いでも問題なし!
※ホテルだと誰かの部屋に居座り皆で飲み会なんてことも、、、
・連泊にも対応できる設備(洗濯機、調理器具など)
是非一度「ワーケーション」×「貸別荘」を経験して欲しいです!
そして変化し続ける「意外と熱海」だからこそ皆の想い出になるかと!
さらにそして!ワーケーションに対応している弊社貸別荘「The Villas」をご利用ください!
ご予約はAirbnbを中心とした各予約サイトで!
✔非日常感であふれる「ログハウス」
✔超絶景「amazing ocean view」
✔三角屋根の新築平屋建て「sakuraテラス」
企画担当者の方からご連絡いただけましたら過ごし方のご提案、アドバイス可能ですので是非お問い合わせください!お待ちしております。
非コメントいただけますと嬉しいです!可能な限りお返事しますので…
mailto:info@yoshii-kikaku.co.jp


プロフィール////////////
吉井寛(YOSHII YUTAKA) 1977年5月生まれ
株式会社吉井企画 代表取締役
ジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門など医薬情報担当者(MR)で営業畑23年。
転勤族:札幌・福岡・沖縄・東京・千葉・栃木・福島で生活
会社員時の不動産投資経験から仕組みを理解し、いつかはMEGA大家を夢見る。
45歳:突然の退職勧奨(クビ)となり、今後の人生について1年近く放浪。
不動産事業で「起業」を決意。
46歳:宿泊施設「貸別荘」を中心とした事業で起業
2024年中に3つの貸別荘スタート予定
4月:【熱海SAKURAテラス】オープン
8月:【The Villas~atami log cottage】オープン
11月:【The Villas~atami amazing ocean view~】オープン